2014年01月17日
『大川わたり』、理不尽
山本一力の『大川わたり』を読んでいます。
主人公の銀次は大工でしたが、賭け事にはまったことからいろいろあって、呉服屋の店員に転職します。
まあ、いきさつがいろいろあって、店員としてはそこそこの成績をあげるのですが、それを古参の店員から妬まれて、取引先もグルになって、彼は悪者扱いされます。
ただ、店の主人は腑に落ちなくて、銀次を紹介してくれた剣術道場主を訪ねます。
と、そこまで読んでいます。
なんだか、最近の僕の、勤め先での状態と重なってしまうのですね。
僕は臨時のパート扱いですから、とうぜん組合員でもありません。非常に、身分が不安定な状態です。
営業所は、規模が小さい上、下請けが主力なもので、能力的に劣るのはしようがないことなのですが、どうも、トラブルが起こるたびに、その原因、つまりトラブルメーカーが、パートの僕ってことにされているようなのです。
大企業っていうのは、何かが起こるたびに、責任の所在をはっきりさせなければならないものでして、そうなると、社員の誰かに責任がおよぶと、やれ始末書だ、懲罰研修だとなるわけで、それをパートや下請けのせいにすると、社内では軽く納まってしまうものだから、自然とそうなってしまうわけです。
理不尽ですよ。
主人公の銀次は大工でしたが、賭け事にはまったことからいろいろあって、呉服屋の店員に転職します。
まあ、いきさつがいろいろあって、店員としてはそこそこの成績をあげるのですが、それを古参の店員から妬まれて、取引先もグルになって、彼は悪者扱いされます。
ただ、店の主人は腑に落ちなくて、銀次を紹介してくれた剣術道場主を訪ねます。
と、そこまで読んでいます。
なんだか、最近の僕の、勤め先での状態と重なってしまうのですね。
僕は臨時のパート扱いですから、とうぜん組合員でもありません。非常に、身分が不安定な状態です。
営業所は、規模が小さい上、下請けが主力なもので、能力的に劣るのはしようがないことなのですが、どうも、トラブルが起こるたびに、その原因、つまりトラブルメーカーが、パートの僕ってことにされているようなのです。
大企業っていうのは、何かが起こるたびに、責任の所在をはっきりさせなければならないものでして、そうなると、社員の誰かに責任がおよぶと、やれ始末書だ、懲罰研修だとなるわけで、それをパートや下請けのせいにすると、社内では軽く納まってしまうものだから、自然とそうなってしまうわけです。
理不尽ですよ。
Posted by KM at 13:16